ごあいさつ
私は奈良・西吉野で100年以上続く柿農家の長男として、平成7年に生まれました。
小さい頃から家の手伝いはほとんどせず、正直、農業は継ぎたくないと思っていました。
なので、高校を卒業後、自分の好きな分野の専門学校へ進学し、自分から農業を遠ざけていました。
そんな時、萩本農園の柿を買って頂いたお客様から届いた手紙を読む機会があり、そこには「こんなおいしい柿初めて食べました。」と書かれていました。この手紙がきっかけで農業に興味がわいてきて、父は30年以上農薬を減らし「見た目」ではなく「味」と「安全性」にこだわった農業をしているということを知り、そこにやりがいを感じて就農を決意しました。
2016年に就農し、実際に農業を始めた今、農薬を減らすことで害虫の被害や樹の病気が多かったり、除草剤を使わないので手作業で草を刈ったりと大変なこともありますが、おいしいと言って頂けると、このこだわりの農業をしていて良かったと実感します。
西吉野には何百件もの柿農家さんがいますが、その中でも我々のような農薬を減らした農業をしている方はほとんどいません。
安心して食べられる、本当においしい柿を一人でも多くの方に味わって頂きたいというのが今の私の願いです。
温暖化の影響もあり、年々害虫や病気の被害が増えていますが、私は誇りをもってこの萩本農園のこだわりを続けていきますので、吉野の田舎の小さな農家を温かく見守って頂けたらと思います。
萩本農園 5代目 萩本賢一